システム機能の体系

財務会計機能

  1. 実際原価計算方式 ... 人件費を勘定科目毎にスタッフ毎の全額を実際作業時間で按分する方法
  2. 予定原価計算方式 ... 人件費を直接労務費勘定をしようして、標準単価に実際作業時間を乗じて行う方法

※タイムレポート総合管理システムでは、上記いずれかの選択または併用が可能です。

タイムレポート

当月の作業時間をスタッフ別/プロジェクト別にクロス集計した表で出力します。このオンライン帳票を参照することで、スタッフの稼動傾向を正確に把握することが可能となります。

1人別人件費配賦表

費用勘定科目毎の金額を各人毎・プロジェクト別に配賦した表で、各人毎のプロジェクト費用が判明する表。配賦計算の検証にも役立ちます。

業務別人件費配賦表

上記「1人別人件費配賦表」を業務区分毎に集計し、スタッフ毎別/プロジェクト別にクロス集計した表で出力します。配賦計算の検証にも役立ちます。

人件費配賦表

上記「1人別人件費配賦表」を全社集計し、スタッフ別・プロジェクト別にクロス集計した表で出力します。

プロジェクト別損益台帳

プロジェクト毎の担当者、売上、予算(工数・人件費・経費・利益)と実際原価(工数・人件費・経費・利益)を表示します。取引毎の原価を明確化することで、その傾向を容易に把握することができます。

プロジェクト別損益一覧表

プロジェクト別損益台帳を集約して一覧性を持たせて表示した表で、実際赤字の場合や予算利益より実際の利益が減少した時には「!」が表示されます。

原価一覧

原価一覧は、対象月の原価の内訳(人件費・経費(含む外注費)・材料費及び間接費配賦額)が単月と期初からの累計が表示されます。

間接費配賦

間接プロジェクトに集計された原価を「人件費」若しくは「原価合計」を基準として直接プロジェクトに按分します。各月毎に按分計算します。原価一覧の累計はこの各月の按分結果の合計が表示されます。

会計仕訳CSVファイル

勘定科目別に共通(ダミー用)プロジェクトから、正式プロジェクトへ振替える会計仕訳データであり、会計ソフトウェアのインポート機能を利用すると極めて短時間で仕訳入力が完了します。

J-SOX 対応機能

J-SOX 作業時間承認

スタッフが入力した作業時間をプロジェクト責任者が承認します。

J-SOX ログレポート

プロジェクト、スタッフ、作業時間等のメンテナンスログを蓄積しレポートします。

プロジェクト進捗管理機能(工事進行基準対応)

  1. 作業時間及び標準単価により工数及び原価の進捗管理を行います。

プロジェクト別タイムレポート

プロジェクト毎、各人毎・日々の作業時間が記録されています。

プロジェクト別時間集計表

当月のプロジェクト関与した人毎の時間が集計され工数管理に役立ちます。

プロジェクト別時間累計表

指定期間において、月を跨ってプロジェクトに関与したスタッフ毎の作業時間をが集計します。

プロジェクト別作業進捗状況表(原価比例方式)

原価実際発生額を予算額で除して、工事進行割合を算出し、請負金額×工事進行割合で当期売上高を出します。

作業時間予定対比表(作業時間対応方式)

プロジェクト毎に予定作業時間と実際作業時間をスタッフ別に対比させ、達成率を表示させます。

個人別評価機能

稼働率表

総作業時間と直接作業時間との比をスタッフ毎に集計します。

作業時間予実対比表

スタッフ毎に、予定作業時間と実際作業時間を対比させ、達成率を集計します。

ウェブインターフェース

  1. ウェブアプリケーションの提供により、場所や端末に依存しないで作業時間の入力が可能です。
  2. 一度入力したプロジェクト情報を記憶し、以降の繰返し入力の操作時間を飛躍的に短縮します。

※利用可能なウェブブラウザは【動作環境】をご参照ください。

※本機能は【ウェブ版】で提供されているシステムでのみご利用が可能です。

作業時間の入力

スタッフ向けの作業時間入力用ページは、集中入力用に必要コンテンツを同一ページに配置しています。これにより不必要なページ遷移やクリックを減少させ、入力時間の短縮効果が得られます。

同様に、プロジェクト責任者は、ウェブアプリケーションを利用して、スタッフが入力した作業時間の承認ワークフローを実行することができます。

メンテナンス機能(管理者用)

  1. デスクトップアプリケーションの提供により、管理者による集中管理が可能です。
  2. 外部ファイルのインポートによりデータの一括更新機能を提供します。
  3. 外部ファイルへエクスポートして他システムとスムースな連携を可能とします。

※利用可能なデスクトップ環境は【動作環境】をご参照ください。

アプリケーションメニュー

メインメニューは、各メンテナンス項目に素早くアクセスできるよう、直感的なデザインとなっています。

「管理者」に該当するユーザーに割当てる権限レベルにより、利用可能なメニューが変化します。(図はフル権限でログオンした場合の例)

作業時間の入力

スタッフの入力した作業時間を管理者が補正する運用も可能です。

各種帳票

タイムレポート総合管理システムで様々な指標を自動集計しオンライン帳票として出力します。

マスタメンテナンス

プロジェクト、社員、勘定科目といったシステム運用の基本情報を維持します。